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日替わり定食

衣替え


  母を偲べば 夜の風
  強く 激しく 戸をたたく
  後悔部屋の 戸をたたく

  母を恋うれば 春の海
  ゆるり やさしく おしよせる
  おもいで部屋が 満たされる


母が逝って 一年

衣替えをしていて 母が編んでくれたセーターが・・・
昔から母は私の目の前の壁でした
どうしても超えることが出来ない 高い壁でした

幼い頃母親を亡くしている母と、女姉妹のいない私とは
ある時はライバル ある時は友として
ぶつかったり、距離を置いたり・・・・・

そしていま 母は母として 母として
        私の中に・・・・・・・・・

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息子も小さい頃から母の手編みのセーターで・・(おそろいで編んでもらった(-_-;))
子供が出す無理な注文も聞き入れ
ペンギンがケンケンパーしているところを編みこんでくれと言われ 挑戦したり
汽車と、ヘリコプターと、どんぐりを一緒に編み込んだり・・・
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私はきっと橋の下で拾われた子でしょう
母の器用さはどこを家捜ししてもありません!
by umiko0 | 2007-04-15 09:42 | 雑談 | Comments(8)
Commented by 沙羅 at 2007-04-15 23:35 x
海ちゃん、素晴らしいお母さまですね。
セーターの一枚一枚に、丹精込めて一針一針編まれたお母さまの想いがこもっていますね。
海ちゃん、お母さまから頂いているものがありますよ。
海ちゃんの感性の素晴らしさは、お母さま譲りです。
編み物のセンスの良さを拝見すれば、一目瞭然、
海ちゃんは橋の下の子ではありません。

橋の下で拾ってきた子・・・・・。^^(笑)
私は、線路で拾ってきた子・・・って言われてました。(*^^*)
近所の踏み切りの線路の上で泣いていて、危うくひかれそうになっていたので、可哀想になって拾ってきたと・・・・。
母に似たところなど、1つも無かった不出来な私は、一時、そんな話を真に受けた事もありましたよ。
今では、母にそっくりになってきて、どこから見ても母の娘に間違い無いですが。
いくつになっても、母を超えることは出来ませんね。
一生、超えられない壁であることでしょう。

今夜、私も母を想います。


Commented by 海子 at 2007-04-16 06:42 x
沙羅ちゃん
いつもありがとう
母が逝って 自分自身の悩みや話をする相手が何処にもいなくなって・・
遠慮なく、心から話せる相手というのはそういないものね
今はいろんな思いも自分の中に溜めたまま
家の事、父のこと、自分のこと・・・悩みは尽きませんが
人に頼らず自分でやってみなさい ということでしょうか
5月になればまたお百姓仕事が・・・
これまで田んぼなんか入ったこともないのに
我が家の越後屋は非情にも こき使われて・・・(ー_ー)!!泣きたい・・
母のことは日がたつほど 寂しさがつのります
花を見ては・・・景色を見ては・・・
Commented by 沙羅 at 2007-04-16 11:18 x
海ちゃん、飛んでいきたくなります。
なんの力にもなれないけれど、それでも、お側に居たいって思います。
二人で、母親の思い出話をしたいです。

海ちゃん、がんばれ~~!!



Commented at 2007-04-16 15:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 海子 at 2007-04-17 18:51 x
沙羅ちゃん

    やさしすぎるぅ~   ありがと  泣きそ
Commented by 海子 at 2007-04-17 18:57 x
「?」さん
なんらかのかたちで、私の気持ちをお伝えしたいわ
大好きです という このきもちを・・・・・
Commented by 古苑 at 2007-04-19 05:03 x
母の思い出のある人は幸せです。。。
父との思い出もある人はもっと幸せです。。。
・・・両方ともない私は思い出に涙する事もなく。。。
・・・それはそれで幸せです。。。

私の母も和裁の先生をしていて、器用な人だったそうです。
私が子供がまだ小さかった頃、子供のかばんや洋服を縫っているところを見ていた叔母(父の妹)が、
「そうやっていると、義姉さんそっくりだねぇ」って言っていました。

母の思い出は何にもなく、顔さえ写真でしか知りませんが、
子供との思い出は東京ドーム何個分ほども。。。(^^)

橋の下で拾ってきた子・・・
線路で拾ってきた子・・・
・・・私のいるここでは「木のまたから産まれた子」「川から流れてきた子」などといいます。(^o^)丿
Commented by 海子 at 2007-04-19 07:24 x
古苑さん
こちらでも「木のまたから産まれた子」は言います (*^_^*)
昔の人 滅茶苦茶 言いますね~
そんなこたぁ~ ないやろ! チッチキチー です。

親の思い出
そうですね
母は完全に思い出になりましたが
父はこれまでの思い出に、さらにこれから思い出を作らなければなりません
けして楽しいものではないかもしれません
本人にはもう 思い出として記憶に残ることもないでしょうが
霧の中を生きているような一日、一日を繰り返しています

古苑さんのお住まいの場所
夢のような所ですね カタクリ・エンレイソウ・珍しい鳥 ひっくり返りそうでした ♪
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