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日替わり定食

晴遊雨読


 台風の影響か朝から雨
今日は買い物へ行く日だけれど、激しく降る雨に濡れるとわが身が溶けるかも知れず
やめた。

あるもので済まそうと
越後屋はすでに10時半過ぎから一人宴会が始まった

私は晴耕雨読、いや、晴遊雨読でもと
先日の日曜日 短歌大会会場で買ったわが師の本を

読み進めていくうち
ん?
うそっ!

私の歌?が(わたしのだけじゃないよ・・)
新人の歌として載っていた。

次の師のことば
短歌には言葉があるが表情が無い
人形には言葉はないが形がある


ふぅ~~
この本は6年も前に発行されている
今頃わたしは
人形の歌ばかり作っていたのかと気づく
それもこの本を読まなければ
気づかないままだったかと やれおそろしや (´_`。)


奇しくも、今月号の青潮という短歌誌に
師の私の歌に歌評を戴いていた。

  ポーチドエッグに箸突っ込めば流れ出す
  黄身に見入りてわれは何者


歌評
いたずら心とその心理に目覚める作者
エロチシズムさえ感じる
この人はほっとけばよいと歌会で言ったら、それを喜んでくれた人。
手綱を外れた作者がどんな歌を詠むか楽しみだ


人見知りという言葉で逃げてはいけないくらい
失礼に失礼を重ね、ろくに話もしたことがなく
いつも、会を辞めたい・止めたいとばかり思っていたけれど
少し手綱を解かれて歌から離れすぎたかも?
と、ちょっとだけ、、、ちょっとだけ
臍の下あたりに力を入れてみたりなんかした 雨の日

雨が上がったらきれいに忘れているだろうけど
こんな私が思ったってことが珍しくて とてもだいじ!


さて、私も宴会に参加するか~
と、思ったら2時半に歯医者さんに予約が入ってた・・・

晴遊雨読_e0064375_12122922.jpg

幼い頃は両親がすべての師であった



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by umiko0 | 2015-05-12 12:17 | 雑談 | Comments(8)
Commented by asahigaoka32427 at 2015-05-12 18:38
海子さんらしいお話ですね。短歌の先生はいわゆる何々詠にとらわれない海子さんの短歌をちゃんと見抜いておられたのですね。海子さんの自由奔放さは短歌にも写真にも文章にも全て表れているように思います。紺野先生が「海子さんはすごい女性だ」と言われるのがよくわかります。
Commented by 福来路 at 2015-05-12 19:17 x
海子さんの場合 写真同様で短歌に関しても
詠みたいときに詠みたいように詠みたいものを・・
才能溢れる人は糸の切れた凧同様ほったらかしていた方が
良いようですね
>幼い頃は両親がすべて師であった
素敵な人生です
Commented by くぼはつじ at 2015-05-12 21:06 x
海子さんの歌、憶えが悪いにもかかわらず口を衝いて出てきます。門外漢ではありますが、それが良い歌の明かしなのではとおもいます。視覚的人間?なので映像が脳裡に思い浮かび、黄身はやがて混沌に箸は矛にと変わりイザナギイザナミの姿が現れると、ようやく朴念仁もエロチシズムに気づき頬ほんのり染めるのでありました。(笑)
Commented by umiko0 at 2015-05-12 23:32
asahigaokaさん

短歌の師 この先生でなかったら、たぶんすぐにやめていたと思います。
個人の性格を見抜くことの鋭さには驚かされます
団体に属さない私が唯一続いている教室なんですよ
海子さんはすごい、の凄いが良い意味での「すごい」でありますよう切に、切に願うのみであります。
Commented by umiko0 at 2015-05-12 23:37
福来路さん

小さいころからほったらかしで育ち
あれやっちゃだめ、これやっちゃだめがなかったため
少しパッパラパーになりすぎてしまいました。

ま、一部の人からは詐欺師と言われていますが・・・( - ゛-)
Commented by umiko0 at 2015-05-12 23:41
くぼちゃんは
いつも笑かすね~~

実物に会ってごらん
エロチシズムが漏れ出て糸ひいてるから・・〈きちゃない〉
半熟の目玉焼きや、ポーチド 壊さずに食べるのって難しいよね
Commented by dokofuku at 2015-05-13 10:40
晴遊雨読かぁ。いいなぁ。四国で身についた早起きと昼間やることが
あるおかげで、ここのところ、規則正しい生活が続いているけど、
昨日は夜更かししてしまいました。晴眠雨眠夜網にならないように
常に気をつけていないと、リズムが狂っちゃう。夜網ってネット徘徊。

新聞の歌壇に応募したりしてみるけど、もちろん、いつも落選。
夏井いつき先生の評でわかったけれど、散文を切り刻んで貼り合わせてる
だけで、詩になっていないんだよね。
高校時代の同級生がH氏賞をとったときには、心底うれしかったのに、
いつのまにか年賀状のやりとりさえも途切れて…

師は必要です。でも私は不遜な人間なので、せっかく師に出会う機会が
訪れても気づかずに、すれ違ってしまいそうです。
Commented by umiko0 at 2015-05-13 22:55
dokofukukazeさん

>師は必要です。
そうですね
確かに師は灯台
師のない者は暗闇の海を漂うようなものでしょうか・・
いい師に出会えるという幸運は滅多にはないですね

息子がプレバトが面白いとブログに書いたものだから
夏井いつきさんの本を送ってくれました
いつきちゃん まだ若い方でした (´ー`)
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